【追記 2025/03/09 】
PlayDRMはEnigma Protectorをカスタムしたものが使われているため、左記DRMを使用している他のプラットフォームの作品などで同様の問題が発生していないか当サイトでも調査をしておりますが見受けられず、本事象はPlayDRM固有の現象と考えられます。
DLSite側の対応を待つのが一番よさそうです…
【追記 2025/03/03 】
作品によっては筆者の環境でも下記手順を実施しても認証が出来無いタイトルがあることを確認致しました。
誤解を招くタイトル・本文の表現となりましたこと深くお詫び申し上げます。
現在筆者環境にて動作を確認しているものは下記の通りです。
・CatSystem2採用作品の一部
・VinosPlayer 採用作品の一部
下記手順の実施についてはリスクが伴う場合がございますので自己判断にて実施頂きますようお願い致します。
公式より発表がある通りWindows11 24H2環境下ではPlayDRMにて認証が正常に通らずPlayDRM認証形式の作品が起動出来ない状態が続いております。
筆者の環境だとどうやら下記手順にて一部タイトルが起動出来るようになったのでやったことを説明していきます。
以下以外にも解決方法や質問がございましたら、当サイトのXまで教えて頂けますと幸いです。
なお、下記手順を実施したことにより発生したいかなる損失・損害について当サイトは責任を負いませんので予めご了承ください。
また、下記を実施しても環境やプレイタイトルによりPlayDRMの認証が正常に行えない場合がございますので予めご了承ください。
1. KB5050009、KB5046740をアンインストールする
公式で発表されている上記プログラムは筆者の環境ではインストールされていませんでした。
ただし、他のセキュリティ更新プログラムがインストールされていたので、全てアンインストールしましたがダメでした。
削除手順は公式より公開している手順をご参考に実施してください。
2. 現在配布されている累積・セキュリティ更新プログラムを全てインストールする
2025/03/01時点で「累積更新プログラム KB5051987」「累積更新プログラム KB5050094」などを初めとする2月更新プログラムがロールアウトされ始め、順次全てのPCで利用可能になっているはずです。
まずはWindowsアップデートより全ての更新プログラムのインストールを実施します。
(※これらの最新の更新プログラムにPlayDRMのようなDRMの挙動を正常化する修正が入っているかについては不明です)
3. PlayDRMのレジストリデータとキャッシュデータを削除
PlayDRMの認証データやキャッシュファイルは下記に格納されています。
C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\PlayDRM\ (認証レジストリ格納先)
C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\PlayDRM\ (キャッシュファイル・Cookieファイル格納先)
上記ディレクトリ内のファイルを削除することで再度認証をする必要がありますが改善する可能性があります。
ただし、これでは24H2インストール以前にダウンロード・インストールしていたソフトは起動出来ない可能性があります。
【2025/03/09 追記】レジストリデータの情報を確認することが出来たので念のため下記に示します。
レジストリエディタアプリケーションで確認出来ます。
コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\Software\PlayDRM\
上記のキー階層にC:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\PlayDRM\
と同様の階層にてブランド・販売元→タイトル内のレジストレーションキーが格納されています。
キーの内容はC:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\PlayDRM\ブランド名\タイトル\reg.dat
と同一の内容です。
4. ゲームの再ダウンロード・再インストール
DLsiteよりゲームデータを再ダウンロード・インストールします。
※この際、インストール不要で起動出来る作品の場合はインストール作業は実施せず.exeの起動ファイルをダブルクリックして起動します。(各インストールフォルダ内startup.exeまたはdata配下のexeファイルが認証用実行ファイルとなっているようです。参考 )
すると、認証ダイアログが出現し正常に認証が出来るかと思われます。
5. それでもダメな場合
こちらはもしかすると効果があるかもしれないという温度感です。
コントロールパネル→システムとセキュリティ→WindowsDefenderファイアウォール→左側メニュー画面 「Windows Defenderファイアウォールを介したアプリまたは機能を許可」→送信・受信の規則にてPlayDRM作品の起動ファイル.exe
を追加します。→右メニュー「新しい規則」にて手順に従い追加します。
まとめ
今日なんとなくやってみたら起動出来たので取り急ぎ共有でございました。
上記を試しても環境や作品により起動出来ない場合がございますのでサポートに問い合わせをおすすめします。
質問やご指摘、他のやり方等ございましたら当サイトのXまでご連絡頂けますと幸いです。
参考リンク:https://cs.dlsite.com/hc/ja/articles/40485922799001–%E9%87%8D%E8%A6%81-PlayDRM%E3%81%AE%E8%AA%8D%E8%A8%BC%E3%81%8C%E8%A1%8C%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%84%E7%97%87%E7%8A%B6%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6
https://cs.dlsite.com/hc/ja/articles/40842293017625-Windows%E3%81%AE%E6%9B%B4%E6%96%B0%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%81%AE%E5%89%8A%E9%99%A4%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6